2006-06-01 第164回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
運営費収入は入園児数に左右されますし、少し修繕にお金を掛けたりすると、その年度は赤字になります。保育園の支出のほとんどは人件費で、それが八〇%を超えると赤字運営だと言われております。当園の人件費は八五%になります。職員の給与等は何とか公務員に準じと思い支給してきましたが、ここ五年間昇給なしの勤勉手当カットで、職員の理解も得ながら何とか園運営をやり繰りしています。
運営費収入は入園児数に左右されますし、少し修繕にお金を掛けたりすると、その年度は赤字になります。保育園の支出のほとんどは人件費で、それが八〇%を超えると赤字運営だと言われております。当園の人件費は八五%になります。職員の給与等は何とか公務員に準じと思い支給してきましたが、ここ五年間昇給なしの勤勉手当カットで、職員の理解も得ながら何とか園運営をやり繰りしています。
そこで、入園児数の減少期に、現代の保育の重要性にかんがみまして法律を整備し、教育の向上を図るという目的を持ちまして、時間がございませんから申し上げませんけれども、四項目にわたって我々は目標設定をしてこの法案を提案したわけであります。そして、五年間の年次計画を経まして必要な経過措置を講じていこう。ところが、今言われましたように九十六国会におきましていろいろ論議されました。
個々の幼稚園の入園児数とか施設設備の状況についての調査は具体的には行っていないわけでございますけれども、全体的な、四十人以上収容している学級の数とか、そういう点につきましては改善が図られているような数字もございますし、全体といたしましてこの趣旨に沿って努力がされているというふうに解しているところでございます。今後とも機会あるごとに指導の徹底を図って注意を喚起してまいりたいと思います。
そしてしかも、増築の園舎の総面積が入園児数に適合するのはわずか三園にしかすぎなかったという結果が出ています。このように挙げてまいりますと、一学級当たりの幼児数を超えて学級編制をいかにしておるのか、その中身がこのことからはっきりするわけであります。